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おっちゃん物想う

おっちゃん物想う

淡い恋

あなたとは二度巡り会えたね。
だけどいつも別れが待ってるみたい。
あなたとは二度恋に落ちたのかな。
だけどどうしても恋人と呼べる関係には成れなかったね。
あなたへの想いは何なのだろう?
あなたの想いは何処に有るのだろう。
再びの巡り会いは何を運んだのだろう。
二人ともさらりと別れた。
二度。
そして三度目の正直と言うチャンスは有るのだろうか。
きっと三度目はお互い、大人として、
恋は抜きでの親友に成れるかも。
あれは淡い恋だったと誰かが囁いても、
二度の別れは、儚い物だったと叫ぶかも。
儚く淡い恋より、もっと絆の深い愛がこの世には有る。
ただ、次の巡り会いは何も約束されては居ない。
ただ、今は、儚く淡い想いをひとつ、
ふたつの想い出に変え、ゆっくり眠ろう。
眠れなどしない、と儚く淡い恋は囁いても、二度の別れは、風と共に、その儚さで次の春、暖かいさよならで眠らせてくれる事だろう。
いや、二人とも眠れなくても、それは二度の別れ、二人の為じゃない。
あなたとは二度巡り会えたね。
ただ、それだけの風に消える眠気の様な物だったのかも。
ああ、もうやっと暖かい風が吹く様に成った。
ただそれだけの事。



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